会津本郷焼の特徴
会津本郷焼は、福島県会津美里町で400年以上受け継がれてきた伝統工芸です。はじまりは、名城・鶴ヶ城の改修に使われた「赤瓦」づくり。厳しい冬に耐える瓦を焼く技術は、やがて陶器や磁器へと広がりました。
大きな特徴は、陶器と磁器が同じ土地で焼かれてきたことにあります。土の温もりを感じる陶器と、鮮やかで洗練された磁器。素材も製法も異なる2つが、江戸時代から並び立ってきた歴史は、全国でもめずらしいものです。
また、飾るためだけでなく、日々の暮らしの中で使われる器として磨かれてきたことも、本郷焼の魅力です。会津の郷土料理「にしんの山椒漬け」に欠かせない「にしん鉢」は、その象徴といえる存在でしょう。
美里町では現在12の窯元と1つのブランドが、それぞれの歩みの中でこの伝統を受け継ぎ、現代の暮らしに寄り添う器を生み出しています。

会津本郷焼の4つの楽しみ方
会津本郷では、窯元を巡りながら、作り手の仕事や器の魅力を体感できます。
窯元・職人のストーリー
会津本郷焼を支えているのは、現在も町に息づく窯元たちです。同じ産地にありながら、土の選び方や焼成の方法、表現は実にさまざま。代々の技を守り続ける窯元もあれば、新たな表現に挑む作り手もいます。
伝統と革新が交差するこの町で生まれる器には、作り手の選択と覚悟、そして日々の積み重ねが込められています。その背景にある物語に触れたとき、器の見え方はきっと少し変わるはずです。




