窯元・職人のストーリー



会津本郷で今も器づくりを続ける、11の窯元と1つのブランドを紹介します。


かやの窯

かやの窯は、昭和の空気を今に残す、どこか懐かしさを感じさせる窯元です。陶器も磁器も一度素焼きした後、独自に調合した釉薬を何度も筆で重ね、濃淡のある深みと温かみのある色彩を生み出しています。

閑山窯

約280年の歴史を持つ閑山窯は、青磁や白磁、炭化など多様な技法を駆使してきました。急須の茶こし部分を日本で初めて考案するなど、革新を重ねながら高い技術力を受け継いでいます。

樹ノ音工房

樹ノ音工房は、会津本郷焼の伝統を大切にしながら、現代の暮らしに馴染むシンプルでモダンな器を生み出しています。縦縞模様の「しのぎ」の器や、粉引きのやわらかな白地に植物や動物を描いた作品が人気です。

宗像窯

1719年創業、300年以上の歴史を持つ名門窯元・宗像窯。白磁や青磁、茶陶など、幅広い器づくりを受け継いできました。日常使いの器から茶道具、美術工芸品まで手がけるその作風には、時代に応じて磨かれてきた感性が息づいています。

宗像眞弓

宗像眞弓さんは、宗像窯七代目の長女として生まれ、2011年に独立。会津本郷焼では希少な白磁を中心に制作してきました。レースや花、オリエンタルな文様を取り入れた器を生み出しています。

酔月窯

明治3年創業の窯元・酔月窯。地元・大久保陶石を主原料とした磁器は、割れにくく丈夫であることが特徴です。震災の際にも壊れにくかったという逸話が、その堅牢さを物語っています。

陶雅陶楽

伝統の形を守りながら器づくりを続けている陶雅陶楽。灰釉や飴釉を基調とした器は、日常にすっとなじむ穏やかな佇まいが特徴です。会津本郷と会津若松の二拠点で制作をしています。

陶房彩里

陶房彩里は、会津の民芸品「赤べこ」をモチーフにした作品や、ろくろ目を生かした器など、自由な発想による表現が特徴です。手びねり体験も実施し、地域との交流を大切にしています。

富三窯

富三窯は、会津本郷焼の伝統的な染付や色絵磁器を受け継ぐ窯元。なかでも「椿の富三」と称される椿の花の絵付けで知られています。繊細な色彩表現が器に豊かな表情を与えます。

流紋焼

流紋焼は、明治33年創業。会津本郷焼のなかでも最大規模を誇る窯元です。独自の「流し釉(ながしゆう)」という技法により、色とりどりの釉薬を高温で溶かし流すことで、唯一無二の紋様を生み出しています。

草春窯

草春窯は、会津本郷焼では珍しい青みがかった白磁を手がける窯元です。シャープでありながら、無駄を削ぎ落とした佇まいの器が特徴。しのぎや面取りによる繊細な意匠と、艶やかな曲線が、静かな華やかさを添えています。

TESORO.accessory

TESORO.accessoryは、会津本郷焼の「じゃらんかけ」を用いた一点物のアクセサリーを手がけるブランド。土や水路から見つかる陶磁器のかけらに金継ぎの技法を施し、明治から現代までさまざまな時代の色柄を新たなかたちへと生まれ変わらせています。